|  | 【このサイトについて】 【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
 また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
 水平対向エンジンが何の事かよく分からない時など
 どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
 国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
 このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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 ◆ 水平対向エンジン (BOXER-TYPE ENGINE)とは、
 
 複数の燃焼室(シリンダー)がクランクシャフトを中心に左右に水平に対向しているエンジンのことです。
 左右に向かい合った対向したピストンが左右対称の動きをするクランクピンを共有しないレシプロエンジンです。
 
 車体に対し回転軸が縦置きされるこのエンジンは、クランクシャフトとピストンが同じ高さにあるので、
 エンジン本体の重心が低くなり左右のバランスが良く全長も短くなっています。
 そして、対向しているピストンがお互いの振動をうち消すので振動も少なくなっています。
 
 直列のエンジンに比べると構造的に部品点数が多く複雑になり、エンジンの横幅が大きくなるので、
 車幅の小さい自動車には搭載しにく、【エキゾーストマニーホールド】の取り回しが難しくすべての長さを均一にしにくい。
 あのドッドッドッという独特の排気音はこのために発生しているようです。
 
 ポルシェとスバルだけが現在作っている主要メーカーとなっていますが、
 昔は比較的多くの自動車に搭載されていて、BOXER-TYPE ENGINEを搭載した車には名車と呼ばれるものが多いです。
 
 
 
 
 
 
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