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【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
空冷エンジンが何の事かよく分からない時など
どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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◆ 空冷エンジンとは、
エンジン自体に水冷却装置を持たず、走行風を利用して直接冷却する冷却方式のエンジンの事をこういいます。
走行時の【走行風】や【冷却ファン】の風によってエンジンの熱を奪うようになっています。
エンジン本体の材料に熱伝導性の高いアルミ合金などを使い、冷えやすいように冷却フィンを沢山設けて表面積を増やし
走行風による空気冷却を行って冷却効率を上げる工夫もされています。
昔は自動車用エンジンもありましたが、低公害化が困難で温度管理も難しく現在では採用されることが少なくなっていますが
ポルシェなど、ごく一部の車種でのみ採用されています。
自動車の場合、空冷エンジンといっても、一般的に強力なファンを使っていても空冷だけでは限界があるので、
エンジンオイルを多めに入れて潤滑油冷却も併用しています。
水冷式に比べると、シンプルで軽量なので、デフケースやバイクなどの比較的小型なエンジンに採用されているほか、
オイルクーラーやインタークーラーも空冷式として使われています。
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