|  | 【このサイトについて】 【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
 また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
 ボア・ストロークが何の事かよく分からない時など
 どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
 国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
 このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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 ◆ ボア・ストローク(BORE・STROKE) とは、
 
 【ボア】とは、シリンダー(気筒)の直径のことを指していまして、
 【ストローク】とは、ピストンの往復する長さのことをいいます。
 
 原動機の【ピストン】は往復運動をしていますので、【上死点】と【下死点】で止まって、その中央で最高速度になっています。
 つねに一定の速度ではないピストンのスピードを【平均速度】で示したものを【平均ピストンスピード】といいます。
 平均ピストンスピードは、【毎分回転数】(RPM)を、一秒間の回転数(60)でわって、
 ストローク(行程)に時間当たりの往復回数(クランク1回転で1往復・回転数の2倍)を掛けたもので表されていて、
 一般的なエンジンで10〜15m/sec、レース用のエンジンでは22〜24m/secになります。
 
 ストロークをボア径で割ったもの、つまり、ボアとストロークの比率を【ボア・ストローク比】といいまして、
 この値が1より小さいものを【ショートストロークエンジン】と呼ばれ、
 逆に1より大きいエンジンを【ロングストロークエンジン】と呼ばれています。
 
 
 
 
 
 
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