|  | 【このサイトについて】 【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
 また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
 オイル規格が何の事かよく分からない時など
 どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
 国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
 このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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 ◆ オイル規格(OIL STANDARD)とは、
 
 FIA(国際自動車連盟)の規格よってのエンジンオイルの【性能表示】のことを示しています。
 一般に販売されているオイルの缶に【5W-40 SH】とか【10W-50 SL】などと表示されています。
 
 最初の【5W】や【10W】という表示はオイルの【低温時の性能表示】となっていまして、
 【W】(Winter=冬)の前にくる数値が小さいほど低温での【潤滑性能】が高いことを示しています。
 
 次に、【-40】や【-50】の数値は【高温時の性能表示】のことで、
 この数値が大きいほどオイルの耐熱性は高いことを示しています。
 
 最後の【SH】や【SJ】はオイルのランク(精度)を表す記号となっていて、【S】のあとの【H】や【L】のアルファベットが
 先に進むほどランクが高い事になります。
 
 この他に、精製方法の違いによる【鉱物油】【100%化学合成】【部分化学合成】などの表示もあります。
 
 高性能エンジンでは、一般のエンジンに比べ高回転まで回す機会が多いので、低温時の性能よりも
 高温時の性能を重視している【100%化学合成】オイルがむいています。
 
 また、最近は【SJ】【SL】クラスが主流となっていますが、【J】の次にくる【K】となるはずが、
 【SK】は石油メーカー【SK】のブランド名がすでにあるために、混同を避けるため
 一つ飛ばして表示されるようになっています。
 
 
 
 
 
 
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