オーバーヒート

大好きだけど何のこと? そんな

オーバー ヒート

を解説します。
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 【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
 また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
 オーバーヒートが何の事かよく分からない時など
 どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
 国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
 このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。

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        オーバーヒート(OVERHEAT) とは、
 
エンジンが異常過熱状態になる事をいい、【オーバークール】と逆の状態になります。
爆発・燃焼を繰り返しているエンジンは常に熱を発していて、この熱に対して冷却機能が追いつかなくなって、
【水温】や【油温】が上昇し過ぎてしまい、熱効率が悪くなり、出力が低下していき、エンジンが壊れることもあります。

この状態が起こる原因として、一つには【冷却水】によるトラブルがあります。
エンジンが正常に機能するための適正な水温を超えて熱くなった状態となります。
冷却水の漏れや不足などの【水量低下】でエンジン内を充分に冷やせない事や、水量が足りていても、
ウォーターポンプの故障など【冷却循環システム】のトラブルによって冷却がうまく行われていないなどがあります。
また、冷却水温度が非常に高くなって、冷却水が沸騰してしまい、蒸気がラジエーターキャップを介して
リザーブタンクより吹き出すような状態もオーバーヒートとなります。

もう一つの原因として考えられるのが、【エンジンオイル不足】や、オイルポンプの故障など、
【潤滑システム】のトラブルによる事もあります。

【水】と【オイル】いずれかが原因となっているにせよ、オーバーヒート状態が進んでいくと、
【シリンダーヘッドガスケット】が破損してしまったり、【ピストン】【ピストンリング】などのエンジン内部に
【焼き付き】を起こしてしまい、重大な損傷を引き起こします。

オーバーヒートの初期症状としましては、次のような事があります。
※冷却水が漏れている場合、甘いような臭いがしていたり、アクセルを踏んだときに【カリカリ】というノッキング音がでる。
  (【ノックセンサー】装着車ではこの音がしない事があります)
※普段どおりの走行をしていても、エンジン回転が安定しなくなったり、速度が上がらないなどの症状がでる。
※一番目に見える症状が水温計の上昇となります。表示が【H】まで行っていなくても、
  その手前まで水温が上昇している場合。

最近のエンジンでは、CPの制御によって、【回転数】【ブースト圧】【エアコン】などを自動的にコントロールして
オーバーヒート状態を回避するようになっているモノが増えてきています。

 

 
 


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