|  | 【このサイトについて】 【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
 また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
 エア抜きが何の事かよく分からない時など
 どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
 国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
 このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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 ◆  エア抜き(ブレーキ系)とは、
 
 ブレーキフルード内に発生した空気や気泡を抜き取る作業の事をこういいます。
 運転者がブレーキペダルを踏むと、マスターシリンダーを通して、車輪のブレーキまで配管されている中を通ってその力を
 伝達しているモノがブレーキフルードとなります。
 
 坂道などで長い時間ブレーキを踏み続けていると、フルードが熱を持ち、気泡を発生します。この現象が起きると、
 ペダルを踏んだとき、スウーッと抜けるような感じになり、利きが悪くなる事になります。
 この状態を解消する為に行う作業が、エア抜きで、マスターシリンダーからフルードを充填しながら、車輪部のキャリパーまたは
 ドラムブレーキのシリンダー部より空気・気泡を抜いていきます。
 
 また、冷却系統(ラジエータなど)のクーラントに発生した空気・気泡を抜き取る作業もこういいます。
 冷却水路にエアがあると、冷却効率の低下、エンジンが冷えている時のアイドリングが不安定になるといった症状が
 でるためにこの作業を行います。
 
 フルード・クーラント共に使用期限が設けられていて、3年〜2年に一度、または、車検の時に交換されるようになっています。
 
 
 
 
 
 
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