|  | 【このサイトについて】 【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
 また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
 鋳造と鍛造が何の事かよく分からない時など
 どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
 国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
 このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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 ◆ 鋳造と鍛造とは、
 
 ホイールのデザインなどを成型するための方法の事で、特にアルミニウムやマグネシウムなどを素材とするときに使われる
 製造方法となります。
 
 @鋳造(ちゅうぞう、英casting)とは、最初に、決められたデザインの【型】(鋳型という)を作ることから始めます。
 【材料】アルミ合金(鉄・銅・真鍮などの金属)を【融点】という材料が固体から液体に変移する温度よりも高い温度で
 熱ッすることで、液体にし、最初につくっておいた型に流し込んで成形する方法となります。
 
 A鍛造(たんぞう、forging)とは、日本刀など、鉄を刀に加工する方法で日本に古くから伝わる製造方法となります。
 刀を成型するとき、材料となる金属内部の空隙をつぶして、強度を高める為に、ハンマー等で叩いて圧力を加えますが、
 このとき同時に、結晶を微細化して、その方向を整えていくことで目的とする形状に成形する方法です。
 
 現在、ホイール成型では、熱を加えて軟らかくしたアルミ合金の塊を【金型】に入れて圧縮(プレスという)して製造しています。
 
 デザインに自由度があり、コストを安くする事ができるので、一般のアルミホイールは@の方法でつくられる事が
 多くなっています。するもので、
 
 Aの方法は、コスト的には高くなりますが、強度を高くし、ホイール自体を軽量にする事ができるので、スポーツ走行を目的と
 するホイールの製造方法として使われます。
 
 
 
 
 
 
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